【宿泊もOK】能古島の観光スポット13選!※フェリーでの行き方・楽しみ方紹介。
福岡市西区にある『能古島』を訪れたことはありますか?
福岡市内の喧騒からわずか10分というフェリーの旅で、心地よいリゾートへと私達をいざなってくれる能古島。
「近いけど行ったことがない」という福岡県民の方も、県外や海外から訪れる観光客の方も、忙しない日常から離れてのんびりした1日を過ごせる、歴史と自然豊かな場所です。
今回の記事では、そんな魅力あふれる能古島への行き方やおすすめの観光ルート、グルメ情報や宿泊施設など、能古島を遊び尽くす情報を余す所なくお伝えしていきます。
「能古島なら行ったことがある」という方も、季節によって様変わりする能古島の魅力を知れば、改めて訪れてみたくなるかもしれません。
週末の小旅行に、自然の美しさと懐かしさを感じる能古島へ、あなたも足を伸ばしてみませんか?
【何がある?】能古島の全体マップとおすすめ観光ルート
まずは能古島に何があるかを知るために、能古島の全体マップとおすすめの観光ルートをご紹介します。
島の北部にある「のこのしまアイランドパーク」と「能古島キャンプ村」、島中央部から島全体をぐるっと見渡せる「能古島展望台」、そして島南部の高台にある「能古島博物館」。
この4か所を訪れておけば、能古島の全景から文化や歴史、自然まで一通りのことが分かると思いますので、詳しく解説していきましょう。
(人気)のこのしまアイランドパーク
能古島へ行くなら必ず訪れてほしいのが、島北西部に広がる「のこのしまアイランドパーク」です。
約15万平方メートルの広大な自然公園に、春は桜や菜の花、夏はひまわり、秋はコスモス、冬は水仙と、一年中カラフルな花々が咲き誇るこの場所は、まさに花の楽園。
創業者”久保田耕作”の「自然の景観を大切にする」という思いから、ジェットコースターや観覧車といった遊具施設を置かなかったそうだよ。
美しい花を愛でるだけでなく、レストランやバーベキューハウスでのんびり食事を楽しんだり、アスレチックコーナーで体を動かしたり、「ふれあい動物園」で可愛らしい動物たちと触れ合うこともできますよ。
オリジナルスポーツ「のこのこボール」で汗を流したり、陶芸のろくろ体験を楽しんだり、楽焼の絵付け体験、ロープスキーなど、体験型のアトラクションも充実。
自然の中でのんびり寝転がってリラックスした休日を過ごすもよし、アクティブに動いて日頃の運動不足を解消するのもよしです。
※詳しくは>>『【何がある?】のこのしまアイランドパークを徹底解説!入場料金・行き方を紹介。』をご覧ください。
のこのしまアイランドパークの「営業時間」
名前 | のこのしまアイランドパーク |
---|---|
住所 | 福岡県福岡市西区能古島 |
営業時間 | 月~土:9時~17時半 日/祝:9時~18時半 |
定休日 | なし |
入場料 | 大人(高校生以上):1,200円 子供(小中学生):600円 幼児(3歳以上):400円 |
(手ぶらでBBQ)能古島キャンプ村
能古島の北東部に位置する「能古島キャンプ村」は、夏の海水浴を思い切り楽しみたい人におすすめのスポットです。
海辺にテントを張れる区画があり、平屋建てと2階建てのバンガローも25棟あるので、日帰りはもちろん、泊まりでも楽しめますよ。
昼間はバナナボートや海へのダイブを楽しむ「ジャンプ丸」、トランポリンなどのマリンアクティビティで遊び尽くし、夜は花火やキャンプファイヤー、海辺でのバーベキューで特別な時間を過ごせます。
博多湾を一望できるビーチでのバーベキューは、九州産和牛や海鮮を炭焼きで味わえる食材セットが用意されていますが、自分で食材を持ち込むのもOKです。(要:持ち込み料)
海辺のバーベキューや花火って、都会ではなかなか体験できないよね!
24時間利用可能な温水シャワーや豊富なレンタル品が揃っているので、手ぶらでも安心して楽しめます。
思い出に残る夏を過ごすなら、自然とアクティビティが満喫できる能古島キャンプ村で決まりですね。
(眺めが良く開放的)能古島展望台
能古島のちょうど中心付近に建っているのが「能古島展望台」です。
標高195メートルの高さから島内の全景と福岡市内を一望できる絶景スポットで、360度広がるパノラマの風景から能古島の自然の豊かさを感じられますよ。
展望台へは渡船場前のバス停からアイランドパーク行きのバスに乗り、展望台入口で下車。そこから歩いて10分ほどの道のりです。
サイクリングが好きな人は運動がてらにレンタサイクルでも行くのもいいけど、勾配があるから気をつけてね!
また、展望台入口と反対方向の「思索の森」には、直木賞作家・壇一雄の文学碑があり、こちらも文学を愛する人なら是非立ち寄りたいスポットです。
(福岡市指定文化財あり)能古博物館
能古島の歴史に触れるなら、島南東部の高台にある「能古博物館」は外せないスポットと言えるでしょう。
弥生時代の遺跡や古墳群、そして日本最古の和歌集『万葉集』にも登場しているという能古島の歴史を一堂に展示していますよ。
渡船場から歩いて行くなら10分ほど。西鉄バスなら「能古学校前」で下車してね。
館内には、
- 筑前五ヶ浦廻船の基地として活躍した大型廻船模型
- 金印を鑑定した江戸時代の儒学者「亀井南冥(かめい なんめい)」の資料
- 能古島出身の画家「多々羅義雄(たたら よしお)」の絵画
- 国指定天然記念物の「長垂山の紫石」
といった見どころが満載ですが、特に注目すべきは、福岡市内で唯一残る古窯跡として福岡市指定文化財にもなっている「能古焼古窯跡」。
有田焼との関連も指摘される貴重な遺跡で、歴史ファンならずとも一見の価値ありです。
海が見える展望ラウンジ「海の部屋」でコーヒーでも飲みながら、能古島の歴史に思いをはせてみてはいかがでしょうか?
【アクセス】フェリーを使って能古島へ行く方法を紹介!
姪浜発 | 能古着 | 姪浜発 | 能古着 |
---|---|---|---|
5時15分(※1) | 5時25分 | 14時15分 | 14時25分 |
6時15分 | 6時25分 | 15時15分 | 15時25分 |
6時45分 | 6時55分 | 16時15分 | 16時25分 |
7時15分 | 7時25分 | 17時15分 | 17時25分 |
7時45分 | 7時55分 | 17時45分 | 17時55分 |
8時15分 | 8時25分 | 18時15分 | 18時25分 |
9時15分 | 9時25分 | 18時45分 | 18時55分 |
10時15分 | 10時25分 | 19時45分 | 19時55分 |
11時15分 | 11時25分 | 20時30分 | 20時40分 |
12時15分 | 12時25分 | 21時 | 21時10分 |
13時15分 | 13時25分 | 22時 | 22時10分 |
– | – | 23時(※1) | 23時10分 |
能古島の見どころが分かったところで、続いては能古島へのアクセス方法と、島内での移動手段について、詳しくご紹介していきます。
(フェリー乗り場)姪浜→能古渡船場
能古島へ渡るには、姪の浜にある「市営渡船場 姪浜旅客待合所」からフェリーに乗船します。
船体にコスモスを描いた「フラワーのこ」と、船体に虹を描いた「レインボーのこ」があり、どちらに乗っても約10分の船旅で能古島の「能古渡船場」に到着。
朝は5:00台から、夜は23:00まで1時間に1本程度運行しており、全国的に見てもかなり行きやすい離島だと言えます。
ピークの時間帯は30分に1本フェリーが出てるよ!
乗船料は大人片道¥230。小人片道¥120とお手頃なので「船に乗って潮風に吹かれてみたい」という目的でも利用しやすいですね。
(バスで行ける)のこのしまアイランドパーク
能古島を訪れるからには「のこのしまアイランドパーク」へ行きたい!と思う人は、西鉄バスの利用が便利です。
アイランドパークまで行けるバスは、平日・土日に関わらず8:00前から16:30頃まで、1時間に1本程度出ていますよ。
フェリーを降りたら「渡船場前」のバス停から「アイランドパーク行」のバスに乗り、「アイランドパーク」バス停まで13分ほどで到着します。
途中で「能古島博物館」に立ち寄りたい人は「能古学校前」で下車すればOK。
「能古島展望台」に立ち寄って島内をぐるっと見渡したい方は「展望台・思索の森入口」で下車するとスムーズにたどり着けます。
たまにはのんびりバスに揺られて窓の外を眺めながら道中を楽しむのも、旅行の醍醐味だよね。
(島に乗り入れ)自家用車で観光もOK!
バスの時間に縛られず、自分たちのペースで自由に能古島ドライブを楽しみたい方もいらっしゃるでしょう。
能古島へ渡る2台のフェリーには、台数限定で自家用車を積むことができます。
「フラワーのこ」には10台まで。「レインボーのこ」には5台まで車両が積めるので、乗り慣れた自家用車でマイペースに島内を回りたい方にはおすすめ。
料金は、車体の長さ3m未満の自動車で片道¥1,360(運転手の乗船運賃を含む)です。
自家用車があれば勾配の急な道もラクラク移動できるから、小さい子供や高齢者と一緒の小旅行には便利だね!
「自転車・三輪トゥクトゥク」をレンタル
全周約12kmの能古島は、自転車やトゥクトゥクをレンタルしてマイペースに周るのもおすすめです。
能古島に到着し、フェリーを降りたらすぐのところに「能古島 案内所」があり、ここで電動自転車や、トゥクトゥクをレンタルできますよ。
「トゥクトゥク」は3人まで乗車できる三輪バイクのような乗り物で、普通自動車運転免許があれば運転できるよ。
磯の匂いを感じ、波の音を聞きながら五感をフルに使って自転車やトゥクトゥクを走らせれば気分も爽快。
お決まりの観光ルートではなく、自分だけの能古島の魅力をを発見したい人は、是非利用してみてくださいね。
【安い&絶景】能古島のおすすめホテル・宿泊施設4選!
姪浜からたった約10分で行ける能古島ですが、たっぷり旅行気分を味わいたい方には宿泊もおすすめ!
時間とともにだんだんと暮れていく夕空や、星が瞬く美しい星空、キャンプファイヤーの炎など、昼間では感じることのできない能古島の魅力を体感できますよ。
島内で泊まれる3か所の宿泊施設と、記念日にも使える対岸のハイグレードなホテルをご紹介します。
(のこのしまアイランドパーク)Villa防人
最初にご紹介する宿泊施設は、のこのしまアイランドパーク内にあるコテージ 「Villa防人(ヴィラ さきもり)」です。
全10棟の戸建てコテージは、潮風エリアと花畑エリアにそれぞれ5棟ずつ。
おしゃれで洗練された潮風エリアのコテージはカップルや夫婦に最適で、テラスから海を眺めたり、露天ジャグジーから美しい星空を眺めたりしてロマンティックなひとときを過ごせますよ。
一方、温かみのある花畑エリアのコテージは家族連れにおすすめ。中でも「菜の花」と名付けられたコテージは小型犬2匹まで同伴可能で、庭はドッグランとして利用できます。
料金は食事なしの素泊まりで大人1人あたり¥1万4,000程度から。
夕食・朝食付きのプランなら、バーベキューハウスでアイランドパーク名物の「のろし焼き BBQ」も堪能できますよ。
能古島の自然に囲まれたVilla防人で、心も体もリフレッシュする特別なひとときを過ごしてみませんか?
(フェリー乗場近くにある旅館)潮騒
続いてご紹介する宿泊施設は、島内で唯一の旅館「潮騒(しおさい)」です。
渡船場から徒歩約1分という便利な場所にあるこちらの旅館は、能古島の魅力を存分に味わえる素朴な雰囲気の宿。
大人1人あたり¥8,470の素泊まりコースから豪華な松コースまで様々なプランが用意されていますが、人気は朝夕食付きのベーシックプラン。
新鮮な魚の煮付けやお刺身など、家庭的でほっとする地元の味を楽しめるよ。
宿泊者には電動サイクルを無料で貸し出してくれるサービスがあるので(台数限定)、自転車に乗って島内を自由に探検できますよ。
いつもより少し早起きして朝の海辺を散歩したり、早朝から釣りやサイクリングに出かけたりするのもリフレッシュできるひとときとなるでしょう。
(能古島キャンプ村にある)バンガロー
続いてご紹介する宿泊施設は、能古島キャンプ村にあるバンガローです。
豪華なグランピング施設や一流リゾートとは違い、ヤシの木に囲まれたキャンプ村のバンガローはまるで無人島に冒険に来たかのようなワクワク感を味わえますよ。
素朴でワイルドな自然体験を提供してくれる一方、室内にはエアコンも完備されていて快適に過ごせます。
波の音を聞きながら過ごせるバンガローは、平屋建てと2階建ての選択肢があり、宿泊料金は大人1人につき¥3,500~¥5,000。
自然の中での贅沢な時間をリーズナブルに楽しめるのが嬉しいね。
昼間は海水浴やマリンアクティビティで楽しみ、夜は星空の下で花火やキャンプファイヤー、海辺でのバーベキューが待っていますよ。
能古島キャンプ村のバンガローで友達や恋人と、あるいは子どもと一緒に家族みんなで自然に囲まれた特別なひとときを過ごしてみるのはいかがでしょうか?
(記念日OK)ホテルマリノアリゾート福岡
最後にご紹介するのは、能古島からフェリーで海を渡った先の福岡市西区小戸にある「ホテルマリノアリゾート福岡」です。
能古島で1日たっぷり遊んだ後、フェリーが姪浜の旅客待合所に着いたらホテルまでは車で7分ほど。
目の前には穏やかな海とクルーザーの景色が広がるリゾートホテルで、43室すべての部屋から美しい海の景色を楽しむことができますよ。
特におすすめは、博多湾を一望できる限定3室のデラックスツインルーム。
天蓋付きベッドや広々としたバルコニー、海に面したバスルームで、ワンランク上の贅沢な時間を過ごせます。
フレンチのコースやホールケーキがセットになった記念日プランもあるから、大切な人の誕生日や記念日に、是非泊まりたいね。
ホテル到着時には、ウェルカムラウンジでふわふわマリノアパンケーキとシャンパンを楽しみ、夜にはナイトラウンジでハーバーの夜景を眺めながらお酒片手におしゃべりを。
能古島での素晴らしい一日の締めくくりに、「ホテルマリノアリゾート」で贅沢なひとときを過ごしてください。
【ランチOK&カフェあり】能古島のグルメスポット9選!
能古島に手作り弁当を持ち込んで、海辺や公園でピクニックももちろんOKですが、島内には魅力的なグルメスポットが多くあります。
島ならではの新鮮な海鮮料理を堪能したり、海を見ながら仲間とバーベキューを楽しんだり、おやつがわりに食べたい能古島オリジナルのバーガーやサイダーも。
せっかく能古島へ行ったなら一度は食べておきたい能古島のお店を9選でご紹介します。
(海鮮居酒屋でランチ)雑魚
最初にご紹介するのは、能古島渡船場から歩いて2分ほどのところにある海鮮居酒屋「雑魚(ざっこ)」です。
店内は昔ながらの民宿風で趣があり、座敷席でリラックスしながらこの土地ならではの味を堪能できますよ。
お店のイチオシ「雑魚定食」は、前菜、刺身、魚の煮付け、ご飯、汁物がセットになって¥2,200。
他にも¥1,650の「お魚天丼」や、マグロ・サーモン・ホタテ・甘エビ・カンパチという5種の魚介類がのった「5丼」などさまざまなメニューがあります。
ランチ限定の「おさかなフライ」や「ざっこの唐揚げ」を頼めば、刺身もついて¥1,650だからお得だね!
能古島を訪れる目的の1つ、という人もいる海鮮居酒屋「雑魚」で、新鮮な魚料理とゆったりとした時間を楽しんでみてはいかがでしょうか?
(テイクアウトOK)レストラン防人
続いてご紹介するのは「のこのしまアイランドパーク」の一番奥に建っている「レストラン防人(さきもり)」です。
ここは、小高い丘の上から海やお花畑を眺めながら食事ができる絶景のレストラン。
和風ハンバーグがのったロコモコ風のノコモコランチ(¥1,000)やスタミナ焼肉丼(¥1,200)、自家製高菜チャーハン(¥700)などのメニューがあり、ペコペコのお腹をほどよく満たしてくれますよ。
イチオシのメニューは「地魚炙り丼(¥1,000)」。
能古島の漁師たたらさんが釣った新鮮な魚を使う贅沢な一品で、仕入れによって何の魚がのっているかはお楽しみなんだとか。
その時、その場所でしか味わえないメニューって魅力的だよね!
ドリンクメニューも充実しており、ビールやコーヒー、能古島産みかんのシロップを使った「いよかんクラッシュ(¥500)」もおすすめですよ。
テイクアウトもできるので、パーク内でのピクニックも◎。
美しい海とお花畑を眺めながら、リラックスしたひとときを過ごしてくださいね。
(のろし焼き)バーベキューハウス
続いてご紹介するのは、「のこのしまアイランドパーク」の中にあり、レストラン防人に隣接している「バーベキューハウス」です。
こちらも花畑や海が見える絶景のテラス席で、本格的な炭火焼バーベキューを楽しめますよ。
九州産和牛を使った「のろし焼き BBQ」は、黒毛和牛カルビ、豚串、鶏串、野菜の盛り合わせ、おにぎりがセットになっており、炭はスタッフが準備してくれるので手ぶらで準備もいらず、楽ちんです。
お子様向けのBBQセットもあるから家族全員で楽しめるよ。
好きな食材やドリンクの持ち込みも可能ですが、その際は座席使用料が必要なのでご注意を。
ビールやハイボールといった定番ドリンクの他、能古島産果汁100%で作られた「ブラッドオレンジワイン」や「甘夏ワイン」も味わっておきたい一杯。
お子様向けには、能古島オリジナルの「ソルティレモンサイダー」や「みかんサイダー」もおすすめです。
最大500名まで利用できるバーベキューハウスで、絶景を楽しみながら特別なひとときを過ごしましょう。
(能古うどん)耕ちゃんうどん
続いてご紹介するのは、同じく「のこのしまアイランドパーク」の中にある「耕ちゃんうどん」です。
古民家風の温かい雰囲気が漂うお店で、大きく「うどん」と書かれたのれんをくぐると、テーブル席と靴を脱いでくつろげる小上がり席があり、家族連れにもピッタリ。
子供用の椅子も用意されていますので、小さなお子様連れでも安心して利用できますよ。
このお店のイチオシメニューは、能古島名物の「能古うどん」(¥830)。
細めんでコシがあり、冷やしと釜揚げの2種類から選べます。特に冷やしうどんは、喉ごしの良さが人気。
他にも、福岡名物の明太子を乗せたご飯(¥370)や高菜ご飯(¥250)など、魅力的なサブメニューが揃っています。
お腹に余力があれば、デザートのきな粉餅も食べてみてね!
コシのあるうどんと美味しいつゆを堪能しに、ぜひ一度訪れてみてください。
(食べ歩きにおすすめ)のこバーガー
続いてご紹介するのは、能古渡船場から歩いて30秒ほどの場所にある「のこバーガー」です。
窓側のカウンター席では海を眺めながら食事ができますよ。
おすすめメニューは、能古島でしか食べられないという名物の「のこバーガー」にお好きなドリンクがつく「のこバーガーセット」(¥900)。
豚肉と国産和牛入りの合いびき肉で手作りされたパティは、味付けや食感、脂のバランスが絶妙で、特に厚切りにした玉ねぎの甘さが引き立ちます。
注文を受けてから作り始めるので、できたてアツアツを頬張りながら、食べ歩きを楽しむのも◎。
アツアツを食べるために待つ時間も楽しみの一つだけど、能古島からの帰りに食べる人はフェリーの時間に気をつけてね!
能古島の思い出づくりに、家族や友人と是非訪れてみてくださいね。
(カフェでゆっくり休憩)喫茶夢路
続いてご紹介するのは、「のこのしまアイランドパーク」の中にある喫茶店「喫茶 夢路(ゆめじ)」です。
おしゃれな水色の建物と、店の前に置かれた昭和レトロな赤い郵便ポストが目印。
店内は木のぬくもりを感じる円卓や、外を眺められる白いイスのカウンター席があり、テラス席も用意されていますよ。
人気のメニューはメロンソーダにバニラアイスを浮かべた、昔懐かしい「メロンソーダフロート」(¥600)。
おやつタイムに嬉しいケーキセット(¥900)もあります。
青い見た目が特徴のタイのハーブティー「バタフライピー」や、数量限定の手作りジンジャーエール「悪魔のジンジャーエール」など、珍しいドリンクも旅の思い出に挑戦したくなりますね。
夢路の裏手にある「恋観音様」はカップルに人気のスポットだよ!
パーク内を歩き疲れたら、休憩がてらに是非立ち寄ってみてください。
(能古渡船場近く)ノコニコカフェ
続いてご紹介するのは、能古島の渡船場を出てすぐのところにある「ノコニコカフェ」です。
レインボーカラーの看板が目印のカフェは、外と中の仕切りが無いオープンなデザインで、地元の常連さんにも愛されています。
おすすめメニューは、能古島産の甘夏を使ったオリジナルのサイダー「NOKORITA(ノコリータ)」と、青いガラス瓶に能古島と同じひょうたん型のシールが貼られた「能古島サイダー」。
レトロかわいいデザインで、思わず手に取ってみたくなるよね。
今では能古島の特産品としてアイランドパークなどでも売られている能古島サイダーですが、せっかくなら本家本元で味わってみたいものですね。
その他、オーナーの柴田さん御夫婦の手作りおやつや可愛いシールなど、ちょっとした雑貨も売られています。
フェリーの出航時間を待つ間、島との別れを惜しんでゆったりしたひとときを過ごすには最適な場所です。
(居酒屋利用OK)瓢箪/ひょうたん
続いてご紹介するのは、能古渡船場から歩いて約1分の場所にある「瓢箪(ひょうたん)」です。
2024年1月にオープンしたばかりのお店で、21:00まで営業しているので夜には居酒屋としても利用できますよ。
ランチタイム(11:00~15:00)には、「日替わり定食」(¥1,000)や「本日の丼」(¥900)が人気。
日替わり定食のメインは仕入れによって異なりますが、魚介類のミックスフライやアジフライなど。これに野菜の煮物や漬物、ご飯、汁物がセットになっており、栄養もボリュームも満点です。
テイクアウトもできるから、ここで購入してパーク内の景色のいいところで食べたり、海辺で食べたりするのもいいね。
能古島の久保田農園で採れた「ブラッドオレンジ」「紅甘夏」「ニューサマーオレンジ」を使ったフレッシュドリンク(¥500)も、是非一度味わってみてくださいね。
(海がすぐ近く)ノコズオーシャン
最後にご紹介するのは、能古渡船場から歩いて5分ほどのところにあるシーサイドレストラン「ノコズオーシャン」です。
店内は開放感がある広々した空間で、テラス席からは穏やかな博多湾と対岸の福岡市街を眺めながら食事を楽しめますよ。
人気メニューは、鹿児島県産A4・A5級の牛すじを使った「和牛牛すじカレー」(¥1,200)や、鹿児島県のブランド豚「優美豚」を使った「黒豚カツカレー」(¥1,700)。
9種類の和洋料理を一度に楽しめる「9(ナイン)プレート」(¥1,980、4名以上で前日までに要予約)もおすすめです。
平日限定の日替わりランチもあるよ。
出されるお料理だけでなく、手ぶらで楽しめるBBQも魅力のひとつ。
お手軽BBQセット(¥3,200)には、牛カルビや国産豚・鶏肉、ウインナー、おにぎり、野菜盛りが含まれていて面倒な準備いらず。
海を眺めながら仲間や家族とワイワイやるのも幸せな思い出づくりに一役かってくれそうですね。
【夏には海水浴&キャンプ】一日遊べる能古島の楽しみ方
観光、アクセス、宿泊、グルメとご紹介してきたので、最後に1日遊び尽くす能古島の楽しみ方をご紹介します。
海と緑に囲まれた自然豊かな能古島で、のびのびと身体を動かしてリフレッシュしたり、ただぼんやりと海を眺めて疲れた頭を空っぽにしたり、思い思いの時間を楽しんでみてください。
(秋には)一面のコスモス畑を楽しむ
多くの人が能古島を訪れる理由の1つにもなっているのが、秋にアイランドパークで咲き誇るコスモス畑です。
園内には二つの大きなコスモス畑があり、10月上旬から中旬頃に見頃を迎える早咲きのコスモス畑には約50万本。
10月下旬から11月上旬に見頃を迎える遅咲きのコスモス畑には約30万本の花が咲きます。
海の青さと色とりどりに咲き乱れるコスモスのコントラストが、夢のような空間を演出してくれますよ。
コスモス畑の中には通路があり、一面の花の上で写真を撮ったり、大きな木から吊したブランコに乗って、海に向かって漕いでいるような写真を撮ったりもできます。
冬の間にスタッフの人が種の選別、種まきする時期の調整、畑全体の高さを揃えるなど、美しい畑になるよう地道な準備をしてくれているよ。
能古島のコスモス畑で、青い海と空の下、一面の花に囲まれた特別なひとときを過ごしましょう。
(晴れた日には)釣りを楽しもう!
博多湾に浮かぶ能古島は、釣り好きにとって絶好の釣りスポットです。
釣れる魚としては、メバルやキス、アジなどがあります。これらの魚は比較的簡単に釣れるので、初めての釣りにもピッタリ。
餌としては、オキアミやエビを使用するのが一般的で、仕掛けはシンプルなサビキ仕掛けがおすすめ。
釣り道具を持参すれば、ルアー釣りやサビキ仕掛けでアジを釣り、そのアジを餌にして泳がせ釣りも楽しめますよ。
能古島には釣具ショップがないから、釣具や餌などは対岸の姪浜で購入してから持ち込んでね。
能古島北側の波止や也良岬(やらのさき)ではフカセ釣りが可能で、満潮時に訪れる常連も多いです。
お天気のいい日は、姪の浜からたった10分で渡れる能古島へ、釣りを楽しみに出かけてみましょう。
(のこのこボール)仲間と一緒にスポーツ
能古島へ行ったら是非チャレンジしてほしいのが「のこのしまアイランドパーク」内にあるのこのこボールです。
これは、ゲートボールのようなクラブを使ってボールを打ちながら芝のコースを回るお手軽スポーツ。
ゲートボールとパットゴルフをかけ合わせたような、老若男女が楽しめる能古島のオリジナルスポーツだよ。
花や緑に囲まれた自然の中で、歩いて9ホールを回るのは運動にもなり、気分爽快ですよ。
料金は9ホール¥500とお手頃価格。
18ホールなら¥800と少し割安になりますが、同じコースを2周することになるので、体力が余っている人におすすめします。
10人以上が集まれば団体戦として優勝カップもプレゼントしてもらえるそうなので、仲間を集めてチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
(レンタルサイクル)能古島を一周する
最後に、レンタサイクルショップで自転車を借りて、能古島を一周するという楽しみ方をご提案します!
能古渡船場でフェリーを降りたらすぐのところにあるレンタサイクルショップでは、マウンテンバイクと電動自転車の2種類をレンタルできますよ。
島内には勾配のある坂道が多いので、日頃から自転車に乗り慣れている人はマウンテンバイク。
「体力にはちょっと自信がないなぁ~」という人には電動自転車がおすすめ。
料金はどちらを借りても1日¥2,000ですが、1時間以内に自転車を返却すれば、¥1,000が返金されます。
17:00を過ぎると違約金が発生するから、返却時間には注意してね!
潮風を受けて自転車を走らせ、気持ちよく汗を流す1日も、心と身体にいいリフレッシュとなるでしょう。